2007年9月 7日 (金)

山岳映画プロジェクト 撮了

未だ、撮影者が撮影できなかった場所での撮影。
垂直に400m以上続く断崖絶壁。
その上部にあるオーバーハングでの撮影。
この現場に通勤するだけで一苦労であった。

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最終日にはヘリコプターからの空撮と岩壁の中からの2ポジションからの同時撮影が行われた。
空撮ではそこに人間が存在出来ることが不思議に思えるほどの映像が撮れていると確信する。

初めての劇場公開映画に撮影スタッフとして参加させていただき戸惑う部分も非常に多かった。通常のTV番組と違い大型スクリーンでの公開という基本的な部分を感覚的に捉えることがとても難しく苦労した。周りのスタッフに多少の迷惑を掛けながら、何とか無事に撮影を終了できた。撮了にあたり、多くの方々にたくさんの感謝をしなければならない。

Nec_0007 今回のプロジェクトに最初にお声を掛けていただいた 撮影監督の小林氏には、
貴重なアドバイスと多くの気遣いをいただいた。私自身、山で、しかも垂直な岩壁での撮影はリスクが高いことから気持ちの中では避けていた現場であった。しかし、原作を読むにつれ挑戦することの大切さを、今一度、思い知らされ撮影に挑む力をいただいた。

 しかし、当然ながら私一人の力では当然その現場に近づくことが出来ない。
今回山岳ガイドとしてサポートしてくださった勝野ガイド遠藤ガイド、小林ガイド、福田ガイド、ほか多くの山岳関係者の皆様のお力添えが必要不可欠
であったことは云うまでもない。

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来夏公開の予定のこの映画は、間違いなく日本で一番厳しい所で撮影された
唯一無二の映画作品になるであろう。

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2007年8月 3日 (金)

手強し!谷川 衝立岩

Photo 遂に衝立岩、正面壁にある「洞穴ハング」に辿り着くことが出来た。通常のクライミングとは違い撮影機材、カメラマンである私を確保するためのロープ、撮影ポジションのための支点を作る装備などが、個人装備の上にのしかかる。中央陵から、衝立の頭を経由し、洞穴ハングへ懸垂下降をする。
 撮影カット数もあるために、移動時間の短縮を図る。
 今回撮影に協力して頂いているのはAGS-J(日本アルパインガイド協会)に所属している国内屈指のガイドさんたち。
 彼らのようなプロフェッショナルが居なければ到底撮影できない難所であった。

それでも尚、垂壁での撮影は、ちょっとしたポジションの移動も大変時間のかかる作業となる。予定していたカットを撮るために、ポジションと撮影段取りを何度も打ち合わせていたが、全てのカットをとりきることは出来なかった。

おりしも台風5号が近づいてきていたために翌日以降の撮影は天候・視界不良の為に今回は一時敗退。天候回復次第、再度撮影になる。

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