富士登山
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遂に衝立岩、正面壁にある「洞穴ハング」に辿り着くことが出来た。通常のクライミングとは違い撮影機材、カメラマンである私を確保するためのロープ、撮影ポジションのための支点を作る装備などが、個人装備の上にのしかかる。中央陵から、衝立の頭を経由し、洞穴ハングへ懸垂下降をする。
撮影カット数もあるために、移動時間の短縮を図る。
今回撮影に協力して頂いているのはAGS-J(日本アルパインガイド協会)に所属している国内屈指のガイドさんたち。
彼らのようなプロフェッショナルが居なければ到底撮影できない難所であった。
それでも尚、垂壁での撮影は、ちょっとしたポジションの移動も大変時間のかかる作業となる。予定していたカットを撮るために、ポジションと撮影段取りを何度も打ち合わせていたが、全てのカットをとりきることは出来なかった。
おりしも台風5号が近づいてきていたために翌日以降の撮影は天候・視界不良の為に今回は一時敗退。天候回復次第、再度撮影になる。
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