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2007年3月12日 (月)

イギリスでのロケを終えて。

今回約一ヶ月の英国での取材を終えてきた。
生きている事の大切さを問う番組取材しながら一つ一つの事象を自分の身に置き換え、咀嚼し答えを捜す。
 カメラの前の人々の答えはある意味において完全ではないかもしれないが、私自身がそれについて完全な答えを出す自信は無い。
取材で出会った人々には絶えず「生と死」に向かい合わなければならない状況にあった。私も彼らのその言葉を逃さないよう心して撮影を行ってきた。

「生きる」事について人々は迷い、苦しみ、悩む事が多くあるからこそ完全な答えを知りたがるのかもしれない。
 人類がこの世に生を受け、文明を持ち「知」を知ってからの命題であったのだろう。
ただ一つ。逆説的な言い方をするならば死を考える時、死ぬためにはまず、生きなければならない。これは決して忘れてはいけない事実のはずだ。どのようにそこまでを生きるかが人生であり、その人それぞれの価値が問われるものであると信じたい。

前向きに生きるということを考えた時、「死」は決してネガティブなものではなく、生きた後に必ず訪れるものであるとも考えられる。
ならば、恐れずに生きて行きたいと思う。

170207_1040 イギリスでの宿泊先は、海沿いのホテルだった。

ホテルの目の前にあるビーチには幾つかのベンチがあった。 その一つずつにストーリーが刻まれている。 このベンチはその人々の思いのこもった 寄付によるものだという。

170207_1041r

素敵な思い出を残したベンチ。

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